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福島ガス発電株式会社(FGP)は、福島県・相馬港に位置する福島天然ガス発電所の運営を担う会社です。2015年4月に石油資源開発株式会社および三井物産株式会社との共同出資により設立され、2016年10月には大阪ガス株式会社、三菱ガス化学株式会社、北海道電力株式会社の3社が新たに出資し、これら5社を事業パートナーとして事業を推進しています。

福島天然ガス発電所は、1号機および2号機の2つの発電設備を擁し、2機の出力合計は118万kW(59万kW×2基)です。燃料には化石燃料の中でも温室効果ガス(CO₂)や大気汚染の原因物質(NOx)の排出量が最も少ないLNGを気化した天然ガスを使用し、発電設備には発電効率の高いガスタービン・コンバインドサイクル方式を採用しています。福島県初の天然ガス火力発電所として2017年10月に着工、2020年4月に1号機、同年8月には2号機が営業運転を開始し、安定運転を継続しています。

当社は、事業パートナー5社とともに、本発電所を安全最優先かつ安定運転を通じ、電力全面自由化やGHG排出量削減等の市場環境の変化に対応できる低廉で環境負荷の小さい電力の安定供給や、福島イノベーション・コースト構想が目指す福島県浜通り地域の産業基盤の再構築や新たなまちづくり等へ中長期的に貢献しております。
 
 
会社名 福島ガス発電株式会社
本社所在地 東京都千代田区丸の内一丁目7番12号 サピアタワー
設立日 2015年4月23日
役員
代表取締役社長
石井 美孝(石油資源開発株式会社 代表取締役 副社長執行役員)
取締役副社長
古田 真崇
取締役
安居 徹
取締役
原 恭二
取締役
黒田 昇
監査役
節田 淳哉
監査役
嶋﨑 雅樹
※株主各社より役員を派遣し、取締役、監査役は全て非常勤となります。
資本金 資本金5.37億円、資本準備金5.37億円
出資比率
石油資源開発株式会社
33%
三井物産株式会社
29%
大阪ガス株式会社
20%
三菱ガス化学株式会社
9%
北海道電力株式会社
9%
事業内容 天然ガス火力発電所による発電事業の運営及び受託
 
 
2015年4月 福島ガス発電株式会社設立
2016年10月 事業化決定
2017年7月 環境アセスメント完了
2017年10月 福島天然ガス発電所建設工事 着工
2020年4月 1号機運転開始
2020年8月 2号機運転開始