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本発電所では、GTCC方式の発電設備を採用し、発電効率を上げることでCO₂排出量を低減するとともに、発電燃料として天然ガスを使用しています。天然ガスは、石炭や石油など他の化石燃料に比べ、燃焼時の窒素酸化物やCO₂の発生量が少なく、ばいじんや硫黄分を含まないため、環境負荷が低いことが特徴です。  
▼ 電源別のライフサイクルCO₂排出量
 
 
本発電所では、沖合の海中深くから高流速で温排水を放水することにより、海面へ浮上するまでの間に周囲の海水を巻き込んで水温を低下させています(右図)。
また、温排水の一部は石油資源開発(株)相馬LNG基地でのLNGの気化に利用しており、熱エネルギーを有効利用するとともに温排水の温度を低下させ、周辺海域への影響の低減を図っています(下図)。
 
▼ 放水口断面図
 
 
▼ 温排水の流れ
 
 
本発電所では敷地の約17%を緑地にしており、海側には海風から敷地を守るようにクロマツを主体とする環境保全林を、内陸側には地域に自生する常緑樹や落葉樹などの多様な樹木を配置し、景観ならびに鳥類等の生育環境に配慮した構成としています。